ボディートークを学びたい方へ

ボディートークの理論的背景
ボディートークの歴史
現在35カ国以上に普及し、心身両面に幅広い効果をもたらしている
ボディートークはどのように誕生し、発展してきたのでしょうか。
理論の確立や世界への広がり、進化を続ける
ボディートークの現状などについて紹介していきます。
創設者自らの窮地を救ったボディートークの技法
ボディートークの基礎が、現在のような形で確立されたのは1996年のこと。創設者は、オーストラリアのブリスベーン鍼灸・自然療法カレッジで校長も勤めたDr. ジョン・ヴェルトハイムです。
カイロプラクター、鍼灸師の資格をもち、自身のクリニックも運営していたヴェルトハイム氏は、東洋医学への造詣が深く、その研究範囲は応用運動学、スポーツ医学、バイオエネルギー療法、オステオパシー、カウンセリング、比較哲学など広範にわたっていました。
クリニックも予約だけで1年待ちというほどの盛況ぶりだったのですが、ヴェルトハイム氏はやがて働きすぎで慢性免疫性疾患にかかってしまいます。
長期間にわたって高熱が続き、どこの病院にも見放されという状況で、かつての教え子から施術を受けたのが、ボディートークの元になったテクニック。その効果は驚くべきものがありました。その後、3日間は熱がさらに上がったのですが、4日目には平熱に戻り、以後悪化することはなかったのです。
背水の陣を敷き、ボディートークの発展に賭ける
医者にすら見放された状況を救った、この技法の潜在力に感銘を受けたヴェルトハイム氏は、教え子に代わって研究を開始。現代医学の高度専門領域、応用運動学、カイロプラクティックやオステオパシー、東洋医学のエネルギー理論など、自らの知見によってさまざまな医療・療法を取り入れながら、従来の医学、医療では治療が困難と考えられていた症状にも改善が期待できるボディートークの基礎を完成させました。
1998年、ヴェルトハイム氏はボディートークの研究・実践に専念することを心に決め、オーストラリアからアメリカに移住。フロリダ州でボディートークの施術を開始しました。その効果はすぐ評判となり、わずか3カ月で予約待ちになるほどの広がりを見せました。カイロプラクターや鍼灸師の資格が使えない異国でボディートーク一筋にかけた真摯な思いが、見事な成果として実を結んだのです。ボディートークの効果を確信したヴェルトハイム氏は、世界中にその教育を広められるよう、インストラクターの研修・養成に取り組み始めました。
世界への広がりと研究の進展
その後まもなく、IBA(International BodyTalk Association/インターナショナル ボディートーク アソシエィション)が設立され、ヴェルトハイム氏の著作が多数の言語に翻訳されました。現在では35カ国以上でボディートークの教育カリキュラムが整備され、8カ国語(英語・ドイツ語・スウェーデン語・ポルトガル語・スペイン語・ヘブライ語・フランス語・日本語)でボディートークの理論・技法を伝えるセミナーを実施。日本でも2006年秋より受講が可能になっています。
2010年現在、世界で約2,200人がカリキュラムを修了し、35ヵ国以上で認定ボディートーク施術士として活躍。年間5,000人以上の人が後に続こうとセミナーを受講し、IBAの会員数も年々増加しています。
ボディートークはヴェルトハイム氏とIBA学術委員会の研究によって現在も発展を続けています。その応用範囲もスポーツをはじめとする分野でのパフォーマンス向上や動物のヘルスケアなど、従来の療法の領域を超えた多様な分野で効果が認められるようになっています。