ボディートークを学びたい方へ

ボディートークの理論的背景
ボディートークの考え方 ?自然治癒力の回復で健康を取り戻す?
現在では身体を個別の部位ごとに分け、
「症状」に応じた治療を行うという考え方が主流ですが、
人間の身体は部品の集まりではありません。
人間を心身一体となった包括的な存在ととらえ、エネルギーのバランスをとり、
自然治癒力を高めることで、心身の包括的な健康を目指す。
それがボディートークの考え方です。
人間の身体は「部品の集まり」?
私たちの身体には、自らの健康を回復する「自然治癒力」が生まれながらに備わっています。しかし、肉体的・精神的に強いストレスを受け続けると、自然治癒力は弱まり、健康が害され、さまざまな症状が表れてきます。これがいわゆる「病気」の状態です。
この「病気」を克服するために良く取られるのは、身体の「どこがどう悪いか」を診断し、症状を抑える治療を行うという、対症療法的なアプローチです。
確かに機械を修理するなら、「悪いパーツ」を見つけ、直すか交換すればいいでしょう。しかし人間の身体は単なる「部品の集まり」ではありません。脳や内臓、血液、神経系、さらに細胞の一つひとつに至るまで、すべての組織が調和して働いてこそ身体はうまく機能し、健康を保つことができる。これは現代科学でも証明された事実です。また、そこには意識や感情といったものも大きく関わっていることも明らかになっています。
「自然治癒力」を蝕むストレス
ボディートーク療法では人間を、身体、心、精神、感情や意識が一体となった包括的な存在として捉えています。この心身複合体をつくるそれぞれの要素が、互いに調和しながら機能していく。こうしたことの重要性は、オーケストラの例を挙げると分かりやすいと思います。いくら名演奏家が揃っていても、それぞれがバラバラに演奏していていれば、それはただの騒音。美しいハーモニーは、各パートが息を合わせなければ生まれることはありません。
人間の体内にはおよそ60兆といわれる数の細胞があり、10億を超える生命活動が同時に行われています。そして、この生命活動のすべてに、それぞれの組織がコミュニケーションを取り、バランスの取れた状態で同調しながら働くための情報伝達プロセスが関係しています。人間の身体は、「情報」という名の膨大なエネルギーが行き来する一大コミュニケーション・ネットワークなのです。
このコミュニケーション網の大敵が、現代社会にあふれるストレスです。積み重なった疲労などの肉体的なストレスや、人間関係などからくる精神的なストレス。さらに大気汚染や水質汚染、食品添加物などの化学物質や電磁波などによる環境的なストレス。体内のコミュニケーション網はこうしたストレスにさらされると傷つけられ、分断されてしまいます。すると、体内のエネルギーの流れが滞り、人間が本来もっていた自然治癒力も発揮されにくくなってしまうのです。
エネルギーの調整で自然治癒力を回復
ボディートークでは、西洋医学、東洋医学、応用運動学、カイロプラクティック、鍼灸、オステオパシーなどの成果を取り入れた独自の施術システムで、この分断されたコミュニケーション網を修復し、エネルギーの流れを調整して、自然治癒力を回復していきます。
具体的には、まず神経-筋バイオフィードバックの技法を用い、オーケストラの指揮者のような形で自然治癒力を司っている「天生の知恵(インネイト-ウィズダム)」に、コミュニケーションの損なわれている箇所を尋ねます。続いて、身体をトントンと軽く叩く「タップ」という技法により、分断された箇所を修復します。
こうしたシンプルかつ自然な形で心身の健康を目指すボディートークには、1)安全で副作用がない、2)心身両面の症状に効果が期待できる、3)ほかの療法とも併用が可能、といったさまざまなメリットがあります。次の「特徴と効果」では、その特徴と効果について、詳しく説明していきます。